AとB、太郎と二郎、犬と猫など、2つのものを比べて「どちらがより〜だ」という時には比較級という形を使う。
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簡単に言うと
日本語では「太郎のほうが二郎より優しい」のように「〜のほうが」や、「〜より」といった単語を使うことでAとBを比べます。「猫のほうが犬よりかわいい」、「スーパーのほうがコンビニより安い」などです。
でも、英語では「優しい」、「かわいい」、「安い」などの形容詞の形を変えて、-erをつけたり、またはmoreをつけることで、AとBを比べます。
big → bigger
small → smaller
もう少し説明すると
AとBなど、2つのものを比べるとき、英語では「The cake is bigger than mine」のように「比較級(-er)+than…」の形にします。比較級は、形容詞に-erをつけたもので、biggerやsmallerなどの形になります。largeなど、もともと-eで終わる単語はlargerのようにrをつけるだけでOKです。goodはgooderじゃなく、betterなので気をつけましょう。また、badもbadderじゃなくworseを使います。convenientのように長い単語には、convenienterのようにお尻に-erじゃなくて、単語の前にmoreをつけます。more convenient になります。
ex.) Keiko is smarter / than Hiroshi.
けいこは頭がいい / 誰よりかというと ひろしより
ex.) I got up earlier / than my sister / this morning.
私は 起きた より早く / 誰よりかというと 私の妹より / 今朝
ex.) This cake is more delicious / than last time.
このケーキは より美味しい / いつと比べてかというと 前のときより
ex.) He is more popular / in our class / than Koji.
かれは より人気がある / うちのクラスで / 誰よりかというと こうじより
比較級の強調
日本語でも、「Aのほうがずっとおいしい」とか「Aのほうがうんとはやい」など比較級を強めることは多いです。英語で比較級を強めるときは、muchやfar、stillなどを使います。また、口語ではa lotなども使われます。
He can run / much faster / than Yoshi.(彼は早く走れる / より速く / 誰よりかというと よしより。
This way is far better / than other ways.(この方法は、ずっといい / 何よりかというと 他の方法より)
比較級のその他の用法
以下の用法もよく使われます。
・The + 比較級…, the +比較級…「…すればするほど、ますます…」
The more / you study hard,/ the more / you’ll understand it better.(すればするほど / あなたが勉強を、 / ますます / あなたは理解できるだろう もっと)
・比較級+and+比較級「だんだん〜、ますます〜」
The temperature / in this room / is getting hotter and hotter.(温度 / この部屋の / それはだんだん暑くなってきた。)
・the +比較級+ of the two「2つのうちで〜な方」
He is the shorter / of the two.(彼は背が低い / 二人の中で)
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