【CASEC】TOEICの代わりに英語力を測定!!【企業も採用】

・力試ししたいけど次のTOEICまでまだかなりあるな…。

・TOEICの結果って返ってくるのが遅いよなぁ…。

・今すぐ英語力を試したい!

 

そんな悩みを解決する記事を書きました!

 

この記事を読むとTOEICの替わりに今の英語力を試せるCASEC について理解できます。

 

今年(2020年)は新型コロナウイルスの影響で、3月のTOEICテスト中止になりましたよね。就職活動でTOEICの点数が必要だった人には大きな痛手だったと思います。

もしなんでもいいから英語力を証明するものを早急に手に入れたいのであれば、CASECという、「今すぐにでも」受けられるテストがあるので、紹介しますね!

CASECについて

CASEC はComputerized Assessment System for English Communicationのことで、要はTOEFLのようなコンピューターベースの英語試験です!

2020年2月時点で、229万人が受験していて、様々な企業でも採用されています。私の生徒さん(外資コンサル勤務)でも、「会社からCASECのスコアを求められているんです」という方がいます。

今回はCASECについて「初めて聞いた!」という方も、「名前は聞いたことがあるけど…」といった方もわかるように、説明していきます。

実際に受けた感想やTOEICと違うところなども書いていく予定です。

CASECの特徴

運営事業者

株式会社教育測定研究所

英ナビ!などを作成しているところです。

平均試験時間

平均試験時間:40分〜50分

平均としているのは、アダプティブテストのため、人によって難易度が変わるので問題も変わるからです。

試験問題

試験は4つのセクションに分かれています。TOEICでいうPart1-Part7ですね。

①語彙問題 

②表現の知識の問題

③大意把握力を問う問題

④ディクテーション

この4つです。

Section 問題の種類 問題数 配点 解答形式 解答時間
1 語彙の知識 16問 250点 四肢択一 60秒
2 表現の知識 16問 250点 四肢択一

90秒

3 大意把握力 17問 250点 四肢択一 60秒
4 聞き取り力 11問 250点 ディクテーション 120秒

 

TOEICとの大きな違いはリーディング問題がないことと、逆にディクテーションがあることですね。ディクテーションは3回流れるので、少し優しいですね。

結果はすぐに表示

Versantとく別の試験もそうですが、CASECもテストが終わったらすぐに結果を表示してくれます。これはコンピューターベースのいいところですね♪ TOEICのように2週間もハラハラする必要がありません。・

オンラインでいつでも受験可能

TOEICはもちろん、コンピュータベースのテストを実施しているTOEFLやIELTSでも、試験のために会場まで行かなければいけませんよね。

これまでの試験では往復や待ち時間も含めて、結局半日取られてしまうのが当たり前でしたが、CASECはいつでもどこでも24時間受けられるので、忙しい社会人にはピッタリです!

CASECの受験料

料金:3,667円(税込)/チケット1枚

個人で受ける場合は、チケット1枚で受験でき、1回あたり3,667円(税込)で受験することができます。TOEICよりだいぶ安くて助かります笑、会場費や人件費がかからないから安くできるんでしょうね。

CASEC

3,667円(税込)

TOEIC L&R 5,830円(税込)

他の英語テストとの比較

テスト結果は詳細のスコアレポートが出るんですが、そこで「あなたは英検だと何級レベルですよ」「TOEICだとこのくらいのスコアですよ」というのを示してくれるので、今の英語の実力がわかっていいですね。TOEFLとかIELTSも入れてくれるといいんですけど、対応していないようですね。

ちなみにCASECは1000点満点なので、ほぼTOEICと同じですね笑

CASECを受けてみた!

今回初めてCASECを受けてみた結果がこちらです。

場所はベローチェで苺マゼリーを食べながら受験しました、笑。

CASECを受けてみた結果!!

結果は843点!TOEICよりも厳しめで出るんですね!

CASECを初めて受けた感想

初めてCASECを受けた感想としては、

どこでも簡単に受けられていい

今回はウチよりもネット環境のいいベローチェで受けました。喫茶店です。

やっぱりわざわざ試験会場まで行かなくていいのが楽ですね!

テストの合間にコーヒー飲んだり一息できるのもありがたいです。

語彙力を試されている

最初の問題で、かなり「語彙力試されてるな」と感じました。

TOEICのpart2の語彙問題の様な問題が続くので、いわゆる英検1級レベルの上級単語も網羅しておかないと、満点は取れないなと感じました。

リスニングの速度はTOEICと同じか少し遅いか

リスニングの方は全部ビジネスよりのTOEICと違い、内容は日常会話よりでした。

医者での会話や、友達との会話などだったので、ビジネスに詳しくない人でも解きやすいと思います。

速度もTOEICの音声より少し遅めで聴きやすかったと思います。

ただ、TOEICの様にネイティブの英語だけじゃなく、アジア系のなまりのある英語もかなり出てきていたので、色々な英語に慣れていないとリスニングも高得点は難しくなるでしょう。

ディクテーションが新鮮

TOEICに慣れているとSection4のディクテーションは新鮮に感じます。

私は前半のところで1つ確実に「間違えた!」というのがあったので、そこで大きく下のランクに入れられてしまった様です。そのあとは間違えたつもりはなかったんですけどね…。

ディクテーションは普段から音声の変化(リンキング/リエゾンなど)を練習しておかないと、ちゃんと聞き取るのは難しいと思うので、コツコツディクテーション練習もしておきましょう。

まとめ

通常TOEICとTOEIC の間には1ヶ月もしくは2ヶ月の間があいてしまうので、本気でTOEIC の点数を取りたい人は、「毎週日曜日にCASECを受ける」と決めるのも、学習の継続のために良いと思います。 個人的には、次受けるときはリスニング満点を目指します!